- December 14, 2004
- Category: よくある悪徳商法
和牛の預託商法
現物まがい商法の派生で、数年前にブームにもなりました。今となってはかなりレアな存在ですが、今でのやっている業者はいるようです。
その内容は「お金を業者に支払うと、そのお金で業者が子牛を購入し肥育して成牛を売却し、一定の預託期間中は元金の年6%から8%の配当金を毎年支払い、期間終了時には元金全額を返還する」というもの。超低金利の時代にあって、6〜8%は魅力的ですが、美味しい話には裏があります。
まず、和牛の預託商法が「出資法に違反」している可能性があること。これは実際に摘発され、有罪判決を受けた業者もいます。銀行等の金融機関以外の業者が、元本保証を約束して不特定多数の人からお金を集めることは、出資法に違反するのです。全ての預託業者がそうではないのですが、元本保証を謳う業者はあやしいです。中には、最初から詐欺のつもりでお金集めるだけ集めてドロン、という業者もいます。
次、牛の飼育というのはそんなに簡単に儲かるものではないこと。牛の肥育は難しく、たとえ高い技術や豊富な経験があっても利益を得るのは相当難しい事業です。現に、和牛飼育で赤字になる業者もいます。仮に業者が破綻してしまうと、元本どころの騒ぎではありません。それこそ雀の涙です。
結局は投資です。ハイリスク・ハイリターンであることを念頭に置いてください。相手が悪徳業者であれば、超ハイリスク・ノーリターンです。
以前ネット懸賞に応募したときそのような商法のサイトがありました。賞品は当たらなかったんですが、しっかり資料は送ってきてました。なにか怪しげな雰囲気がただよいまくっていたので捨ててしまいましたが。うーむ。