一澤帆布が消える

京都のかばんのブランドです。うちにもあります。シンプルで丈夫なので結構いい感じのバッグです。
そのブランドが、相続争いで消える。
骨肉の争い 京老舗かばん ブランド危機
兄弟仲良くするために遺産を渡したのが仇になったのか、それとも継がせたくなかったのか。遺言の本心が分からんけど・・・。
いずれにしても、ブランドが消えるのは確実な情勢。
──
法的に「正当性」が認められた信太郎氏は、ブランドの継承権は持っているものの、職人はおらず製造技術もないのが実情。信太郎氏は「決済資料も見せてもらえず会社の実情すら分からない状態。『一澤帆布』というブランドで仕事をしたいと思っている職人も多いはずなので、声をかけたい」
──
これだけニュースになって、人も技術もないことが明らかになってしまった。果たして、これから作られるバッグにこれまでと同じブランドの価値はあるのだろうか?
そもそも、ブランド云々の前にモノがあるわけですよ。ヴィトン然り、ゼロハリ然り。バッグが世に認められて初めてそれがブランドたり得る。
この記事見てると、そういう「モノから始める」感が無いのよね。まぁ、看板も大事だけれど、モノなくしてブランドは無いし、そのモノを作れる魂も無いと思われ。
いっそのこと、莫大な遺産が転がり込んでるんだから、かばん屋やりたければ自分で立ち上げればいいんじゃないかと。それくらいの気概が欲しいし、それくらいでなければ一澤帆布は続けられないんじゃないかと。
当事者は大変なんでしょうけど、背負った看板の重さは自分で決めることになりそうですな。

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